【エッセイ】 楽しむ味わうの反対語??

夫が、釣りバカ日誌(映画)をアイパットで見ながら、大笑いしてる。
次女も、夫の真似しようと、隣で寝転び、一緒に笑おうとしている。
 無理して笑わなくていいのになぁーと思うけど、共感したいみたい。

人って、楽しんだり喜んでたりする人がいると、真似したくなるみたいだ。



私の場合、お餅がそうだった。。
(これは子供が生まれる前の話)
 幼い頃、お餅が喉につっかえそうになったという苦い思い出がある私は、飲み込むのが苦手。
お餅を食べることは、恐怖に近かった。

よく噛みよく噛みよく噛み、噛み過ぎてちっとも美味しさを感じられない。
お餅は、私にとって、美味しさを味わうよりも、、何とか噛んで小さくして、喉に通すべき課題だったのだ。
だから食べなくなり、お雑煮にもお汁粉もお餅を入れないで食べ、成長し、お餅を知らないまま年をとっていった。

しかし結婚し、例え正月でなくても、年がら年中美味しそうにお餅を食べてる夫の姿を見て、お餅恐怖感がだんだん薄れてきた。
 夫は、ご実家から沢山のお餅が届いた時も、全部独りで食べようと、前向き。
 「えっ、これを全部独りで食べるの?」と驚く私にも動揺せず、毎日コツコツ焼いては食べて、一箱達成してしまった。

そんな様子を見て、ある時、、思い切って食べてみた。
おっ美味しい~~。噛みきれないこともない。あれあれ、普通に食べちゃた。

それまでの長いこと食べれなかったあの時間は、一体なんだったのだろうーー。

でも実際、殆どの人がそうかもしれない。
自分の頭の中で、苦手~と思って、人を避けたり、何かをしなかったり。

けど、人が人を見てるのは、その人のほんの一部の面だけ。接してるとこしか知らない。
 人は多面性があるもの。せっかくの出会い、良い面を見つめたい。

する事も、、やってみて本当に苦手というのはあるけど、自分が苦手でも、それをするのが、好きな人もいる。
想像力を広げれば、楽しんで好きになる心理はわかると思う。
無理はせずに、上手くいきそうな面を見つけたなら、広げて楽しみたい。

余計な意識を持たないで。。
きっと自分が作り上げた余計な意識で、人は苦しむのだろうなぁー。

余計な意識は、楽しむ味わうの反対語かもしれない。

 足立区佐野地域センターの折り紙教室にて。

私は、本を見ながら折り方を子供に教えるのが、とても苦手なので(というか、自分もわからないので)、いつも子供と参加して、一緒に学んでます。

今日は、傘と蛙、ピカチューを作ました。蛙はマスターしました。!

毎月第3日曜日、13時半~開催されています。とてもわかりやすく教えてくださいます。なんと無料です。

 

 

 

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