【紹介文&鑑賞文】鈴木茂夫会長(児童ペンクラブ)の「石臼」 横須賀しおんさんの「ひまわりのなみだ」「いつだってアイはあのころのま」

二人の詩人の本をご紹介します

日本児童ペンクラブ鈴木会長の「石臼」

江戸昭和時代に活躍した人々は今の写し鏡のよう。

古くから受け継がれてきたもの、生き方、高い精神性を感じますが、「世紀の一瞬」「壁」「無くなったもの」、、寂しさの中に心を落ちつかせる魅力をも感じました。… 続きを読む

【紹介文&鑑賞文】田島征彦先生の絵本「せきれい丸」原画展

田島征彦先生の絵本「せきれい丸」(今年の児童ペン賞受賞)原画展が、今日から檜画廊にて30日まで開催中です。
敗戦直後淡路島沖で起きた沈没事故をモチーフに力強く生きる少年を描いた絵本。
 
絵を鑑賞していると、生きる本質に引き戻される感じがします。
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【詩】あめつぶ

てすりから ならんで おちるんだ

あめつぶ ぽとーん ぽとーん

アスファルトって いたいかな

しみこめなくて どこに行こうかな

 

みんな空へ 上がるのを まっている

あめつぶ しゅわ しゅわ

こんどはどこへ … 続きを読む

【エッセイ】間違え

私は、ネギを買おうスーパーに行き、ネギを買わずに帰ってくる人で。
 
本名を間違えてしまった。大切な書類に。
本名を間違える人って、殆どいないから、書面を直すのが大変。
 
久惠の旧文字はパソコンですぐ出てこないから、
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【詩】お母さんのうで

お母さんが

「ママ」とよばれていた時

ママのうでは

力強い丸太

しっかりして あったかい

私を守ってくれた

手をつなげば どこまでも歩けた


「ばぁば」と

よばれて家族がふえた時

ばぁばのうでは

細い枝

からまって つかまってくれる… 続きを読む