【詩】えんぴつ

えんぴつになるのは かんたん
じっと見ていればいい
じっと見ていれば
     どんどん私が消えていく

消えてかるくなったとき
机はかたくなる
うすよごれた机の板は
      ずっと続いている

しんとなった固い頭で、点点点点
点から点へ 駆けてみよう
点を結べば星になる

きもちを歌って えがきたい
たいようを求める 花のきもち
水をさがす 根のきもち
のびよう のびよう 葉の青さ

大すき感じて えがきたい
ひんやり冷たい ようかんに
もちもちはねてる うぐいすもち

パクパク パックン

あれ?えんぴつから私に
     かんたんに もどっちゃった


   (こどものための少年詩集2014に所収)

鉛筆くんの心の色を描いた蝋画です。上にあるのは、羊羹。詩の登場人物なので。羊羹の中の栗が、星になりました♪

 

 

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