地球の中心をさすような光士郎さんの着地 どっしりしていても、軽やかな舞(写真)
「神曲」の詩人ダンテを狂言回しとして 能楽表現された 「神曲 修羅六道」
神功皇后や源義経、平経政など見せ所があり、 、光を当てたとたん 音を出す海の演出や、 一つのお面に 動く照明を当てた表現等面白い。
能と舞、武楽の鑑賞に集中したら、 頭のごちゃごちゃした物が、すぅーとなくなりました。
内容は、恋人を失ったダンテが、 歴史上人物とのやり取りの中で、闇の中に光を見いだし、己に気ずいていくもの。 今の社会情勢にぴったり。
能とか「こういう解釈でいいのかな」とか「あってるかな」と思うかもしれないけど、 そういうのって、なしかも。
頭で考えず、生を感じること。
芸術から宝物を受けとるって、そういうことかもしれない。
総指揮、脚本と6役演じられた源光士郎さんが代表務める「武楽座」の活動は、こちら。http://bugaku.net http://bugaku.net/contact/
武楽とは、武道と伝統芸能のサムライアートです。
場所は観世能楽堂。銀座シックスの地下3階。こんな素敵な場所が出来てたとはo(^o^)o
写真は川尻敏晴さん、光士郎さんから拝借しました。