【詩】徹夜明け

 

窓を開けたら 朝くんがいた
ずーと今日だと思っていたのに 昨日になってて消えていた

 

「ねぇ、朝くん。いつから来ていたの?」
「ぼくだって わからないよ」

 

ぼんやり空気が すずめのチュンチュンによって
目覚めていく

みんな「朝」って当たり前の顔をしてきたよ

朝の中には、始まりやはじめてが いっぱい

 

朝くん、いそがないで

そこにいてね 昨日をぬぎすてられない私

深呼吸して 「これから」を感じていこう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください