【詩】偶然

偶然    

アリを踏んでしまった

ごめんね
私の足は、何も知らなかったの

でも お尻を持ち上げ 生きようとしている
素晴らしき 気持ち悪き 姿
とどめは 刺せない

薄皮まとうだけの 人間も同じさ
すぐ破れるのに ウロチョロ ウロチョロ
突然 交通事故で 消えてしまったりしている

生きるも死ぬも 偶然

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