小学校で読み聞かせをしました。
私の恩師である漆原智良先生の「火のカッパ」(国土社)を選びました。
戦争を体験された生き証人だからこそ、描かられる世界。
辛い経験を沢山されたからこそ、多くの人を救えるものをお持ちなのだなぁとも思いました。
聞いている子供たちも、必死に生きてこられた同世代の主人公に共感しつつ、、「カッパは現実にいるんだ!」と思ったようです。
この子供に思わせてしまう筆力、さすがです!
もう一つ感激したのは、画家やまなかももこさんの表現力。
この表紙の迫力ある絵(写真↓)も素晴らしいですが、文が引き立つように、工夫されて描かれているのです。
文字が載るところには、ワントーン落とされたり、人の影の中に文字を入れたり、なんて思いやり深い計算なのでしょう。
これは出来そうで、出来てない本も多いと思います。
お二人のコンビネーションに、すっかり心を掴まれてしまった私です。
(^O^)(^O^)
そんなお二人のトークイベントが、8月12日(日)に開催されます♪
東京富士美術館にて、11時~と14時~と2回。
ちょうど「長くつ下のピッピ展」と同時開催(7月28日~9月24日)されます!
私もこの日は、とても楽しみにしています!!