4月27日(土)ラ・フォンタナ・」ダモーレ 金子カツ子先生を偲んで コンサートが、大田区民ホール アプリコ小ホールにて行われました。
私は司会を担当しました。特別なコンサート、心に刻みながら舞台を見つめさせていただきました。
前回は金子カツ子先生がご健在のとき、、コンサートをこのように表現させていただきました。http://www.tsunedamelon.com/?p=672
今回は金子カツ子先生が昇天された後となりましたが、とてもレベルが高く内容も高いものになりました。
これは金子先生が個々の才能、能力を伸ばすためご指導されてきた結果ですね。金子先生は、声に含まれているトーンを読み取る天才でした。声の出し方一つで人の心理状態、どこに力を入れたか全てわかってしまうようでした。そして金子先生の口に出される厳しい言葉が、人を変えてしまうのでした。
また、ついていかれるラファンタナダモーレの皆さんも、本気でした。やはり人は本気を出すと、ご自身でも想像のつかない所まで行ってしまいますね。本気だからこその美しい音色。聞いている方の眠っている感情が動き始めます。
最高齢は89歳ですが、60代、70代、80代、それぞれの世界が素晴らしく、聞く者の心奥に染み込んできました。心をこめながらも、どれほど練習されてきたことでしょう。
生前金子先生は私に「久恵さん、ダモーレは私の宝物なのよ。すばらしいでしょ。○○さん、○○さん」 練習では厳しくても、離れて私とお喋りするときは、誉めてばかり。その優しい眼差しに、今、鼻の奥がツーンとなります。
あの時は当たり前のように繰り返していた日々は、振り返ると ひとつ ひとつ かけがえのないものです。忘れてしまってなくなると嫌なので、想い出深いアプリコホールで、この場所で 行動していた時のこと を振り返っていました。が、自分の心はまったく変わってないです。
ラ・ファンタナ・ダモーレの皆さん、お疲れ様でした。20年司会をしてきて声の変化をみてきた私は、これからも歌に対しての姿勢を崩さずにいかれてほしいです。開花された才能、時間をかけて築きあげた歌声、これからも研ぎ澄ませて頂きたいなと願っています。
安達朋博さん、10年間伴奏を有難うございました。心に染みる表現力の高さ。ペヤチェヴィッチの曲も素晴らしかったですが、有名なエリーゼのためにがこんなにも情感豊かに表現されるなんて。音が止まった時の余韻。まるで音が空間で止まって、震えているようでした。会場が一曲一曲に染まっていきました。
安達さんはピアニストで、クロワチアの曲を日本に紹介する活動をしています。
安達朋博さんのサイト http://tomohiroadachi.com/profile.html
「青おに」同人誌会・東京駐在員の方も宜しくお願いします♪
役員会のご報告、有難うございます。
お受けいたしますね。
文芸家協会のほうに 色々会の流れや運営、今後の方針、交流、作品のブラッシュアップについて等などお伝えしますね。
また他のサークルがどのように活動しているのか、色々聞いてご報告しますね。
初めまして。金子先生の元教え子である方の指導でコーラスをやっている者です。皆さんの想いが伝わってきて、本当に素敵なコンサートでした。ピアノ演奏もそれぞれ趣きの異なる選曲で、特にエリーゼのためにがあんなに繊細な曲だったとはと感動しました。ラ・ファンタナ・ダモーレの皆さんがあまりにも素晴らしかったので、友人と帰りの電車で「私たちもあんな風になりたいね」とずっと話してたくらいです。コメント欄で何ですが、お礼を言わせて下さい。素敵な一夜をありがとうございました。
とても嬉しいです!コメントありがとうございます。
コメントをダモーレの皆さんにお伝えしますね。とても喜ばれると思います