【詩】「あぶく」

「あぶく」

ぶくぶく、ぶくぶく

人は、「あぶく」の中を生きている
揺れながら

小さな時は、ずーとこの「あぶく」の中にいると思っていた
「あぶく」の中の決まりを守って

当たり前の顔をして過ごしていた


でも、ぷっくん

違う「あぶく」の中に行くときがあった
当たり前に

変わってから、「前のあぶく」に戻りたいと思った

「前のあぶく」が懐かしくて
懐かしくて
だって、前はそれが普通だったもの


でも、、それは行けない

だって、ないんだもの

跡形もなく

そんなこと あったけ?っていうくらいに


私そのものも 「あぶく」

そのうち 消えちゃうよ

2 Replies to “【詩】「あぶく」”

  1. 自分の世界をどんどん広げていけるのが、こどもですね。
    おとなになると、縄張りにしてしまいます。

    1. コメントありがとうございます。
      こどもって、いいですよね。私も自分を限定しない生きかたを学びたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください